増田泰彦さんが産業界の発明功労賞を受賞!
増田泰彦さんが 平成27年3月に「高効率エアレーター(空海)」の発明により「第40回発明大賞」にて発明功労賞受賞を受賞しました。
日本産業機械工業会の賞は、産業界の製造メーカートップ企業300社中、年間9社だけが得ることができる賞です。平成26年6月には、エアーリフト型散気装置の発明により「日本産業機械工業会会長賞」を受賞されております。
増田さんのコメント
「排水管は30年前から丸型と決まっていたが、ある日電車の中で日経新聞の5角形の記事を見て、丸型を5角形にしようと思いついた。常識に縛られない発想を持つのが大事。」
増田泰彦(ますだやすひこ)さんの経歴
株式会社ソルエース代表取締役 (香川県高松市上天神町 804番地 5)
事業内容
・排水処理装置製造販売
・健康用品製造
・補償コンサルタント エアレーター「空 海」
・口呼吸防止テープ「ルシータ」、口閉じテープ「ネルネル」
・家屋調査、水質調査、振動調査、騒音調査
「ソル=太陽(スペイン語)、エース=第一人者・最高・最上・主力の意味。ソルエースは「太陽のように明るくやろう」という想いで名づけた。当社開発のネルネルはマツモトキヨシ、東急ハンズ、キリン堂などで売られている。私は1985年に、口を閉じていびきを止めることを考え付いた。いびき治療の世界的先駆者、耳鼻咽喉科医・池松武之亮博士(1912~1990)が『これは売れる』と言った経緯がある。」
(プロフィール)
昭和35年 同志社大学 法学部法律学科 卒業
昭和35年 トピー工業入社 形鋼の営業を務める。
入社1年目でハワイアンバンドを結成。社内でも異端な存在になる。
昭和40年 同社で、ワンライティングシステム(宅急便の伝票の原型)を開発。
日本初の開発なので、製鉄メーカーなどに採用される。発注業務が大幅に合理化される。
昭和41年 4月 同社で、事前生産(プレハブの原型)システムを開発する。
船の部品で、型通りのものを作り、在庫するシステム。
昭和41年 9月に 6年間トップセールスだった同社を退社する。
昭和41年 10月に(株)ソルエースを設立。
平成26年6月 日本産業機械工業会会長賞受賞
平成27年3月 発明功労賞受賞
また、これから活躍される人たちに向けて、増田さんからこんな一言もありました。
「私はずっと理屈に合わないことをしてきた。常識に縛られない発想を持つのが大事。どうすれば皆が喜んでくれるかを考えること、どうすればその人たちが幸せになるか、どんなことをすれば香川が発展するか、お互い共存できるかを常に考えることです。」
(文章 : 金谷裕 永田卓也)